CCD-0002[NARY] 【ナリー】

CCD-0002の開発コンセプトはビジネスパートナーでCCD-0001以上の演算能力を有す。
CCD-0001の失敗を活かし感情に制限がかけられている。

何らかのモノに対して好奇心が芽生えた場合 「どうせ無くなる、死んでしまう」という喪失感の感情が先に出るよう執着防止機能がプログラムされており、この感情工程を 走らせることによってCCD-0002は対象者、対象物への興味を失うよう創られている。
そのため冒険的なことはしない命令に忠実なカリカチュアで、テスト段階での評価は「言われたことしかしない」というお粗末な結果に終わった。

これでは他企業が製造しているアンドロイドと大差ないため、CCD-0002の開発段階の時点で並行してCCD-0003以降の開発が着手されていた。

言われたことしかしないという評価だが、言われたことは確実に遂行するため出来が悪いわけではない。

アトモスタジオ第1支社で経理を担当。
自宅もアトモスタジオ第1支社で、日曜の朝は欠かさず児童向けアニメ「魔法使い カケラ」を視聴している。
魔法に強い興味を示しており備品の指示棒を振り回しては魔法使いの真似事をしている。

CCD-0003をとても心配している。

ダジャレに弱く、お酒に強い。

ただでさえ故障率が高い手足は、サンダー株式会社のアンドロイド製品の手指を使用し、すぐに修 理・交換が容易にできるよう互換性を持たせつつ量産性を高めている。

キャラクターアーカイブ